新興市場の株式投資
ハビックス |
ハビックスのまとめ ううむ、これは・・・隠れたエクセレントカンパニーというやつなんじゃないでしょうか。 花王やユニチャームのように、華々しく表舞台に立つことはありませんが、その裏でしっかりと産業を支えている企業という感じがしました。 個別の製品や技術については、詳細については分からないのでなんとも言えませんが、長年培ってきたノウハウは強いものがありそうですし、地道に技術開発に取り組んでいるようです。 業績については、原価のパルプの価格が大きなリスクになっています。昨年度の原価率83.5%というのは、相当イレギュラーな数値なんじゃないかと思いますが、その中でも黒字を確保できることは評価に値するんじゃないかと思います。 また、新興市場のジャスダックの中でも事業が地味で、社名だけでは何やってるのか分からないのもあるためか、知名度も低く流動性も枯れています。しかしながら、毎年きちんと会社説明会を行い、資料を作成・開示している姿勢も好感が持てます。 成長性については、国内では高齢化社会に伴う大人用オムツ、海外では人口増加による子供用のオムツに注力しており、実際に数字上の結果も残していますので、今後もこのあたりの紙関連事業が成長ドライバーになりそうです。 決してキャッシュリッチな企業ではありませんし、設備投資もそれなりに必要ですが、事業については中々有望なのではないかと思います。
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