新興市場の株式投資

協和医科器械

協和医科器械(3052)について分析していきます。(全2ページ)ウインインターナショナルを分析した勢いで・・。

協和医科器械の事業について

事業内容

東海地方を中心とした医療器機の販売
どの分野で強いという印象はなく、総合販売業者といったイメージ

【事業の強み

医療器機販売の中では規模が大きい。上場企業ではトップ 非上場では全国7位

【競合について

類似企業(上場) ウイン・インターナショナル ディーブイエックス 山下医科器械 カワニシ
医療器機販売は中小企業が乱立しているようだ。

非上場で有力企業 ムトウ 八神製作所 メディセオメディカル ただしシェアで見ても圧倒的な上位は存在しない。

【直近の業績

2月4日に中間期上方修正 子会社のオズの販売が好調 ただし通期の業績予想は据え置き

事業規模 ★★★★ 売上高539億 従業員549名 新興市場の中ではまあまあ
年収 ★★★ 平均年収529万


協和医科器械の資本・財務分析

【株主構成

従業員持株会の持分が上場時は30%を超えていたが、徐々に低下して現在では16%程度になっている。従業員は会社の将来を悲観しているのか?それでも現時点では持株1位になっている。今後も従業員の市場売却は続くかもしれない。

第二位は社長の池谷保彦氏12.4% 若干株数が増加しているのはストックオプションの転換か。

【資本政策

新株予約権 366450株 平成24年9月28日まで 行使価格131円 
発行済株式数の4%程度 多少希薄化懸念あり。

【財務分析

20年期末決算時
ネットキャッシュ+27.8億
売掛金92.3億 総資産の50%強
投資有価証券6.8億 うちテルモ社の株式5億程度

経営者・IR

詳細なし

【株主還元

配当性向は決まっていない。自社株買いを実施していない。


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