新興市場の株式投資

山下医科器械

山下医科器械(3022)について分析していきます。(全2ページ)新興市場の銘柄ではないのですが、医療器機販売の勢いで・・・。こうして同じ業界の銘柄を連続して見てみると、色々と面白い発見がありますね。

山下医科器械の事業について

事業内容

九州を地盤として医療器機を販売

【事業の強み

九州地区ではシェア1位

【事業の弱み

平均年収が協和医科器械に比べて低い。1人あたりの売上高も低い。

平成20年 勤続年数8.2年 平均年齢34歳 445万 489人 臨時雇用130人
平成18年 勤続年数8.8年 平均年齢34.2歳 年収481万 449人 臨時雇用123人

新卒を一気に増やした?

【競合について

医療器機販売会社は九州だけで1000社
上場している類似企業 ウインインターナショナル 協和医科器械 ディーブイエックス カワニシ

事業規模 ★★★★ 売上高357億 従業員493名 
年収 ★★ 平均年収445万


山下医科器械の資本・財務分析

【株主構成

筆頭株主は社長の山下尚登氏17.5% 2位は山下耕一氏 10.7% 3位(株)ミック8.7% 自社社員持株会6.6%

自社社員持株会は平成18年に13%程度だった・・・。これ協和医科器械と同じか?1位2位の山下両氏も若干持ち株数を減らしている。社員も経営者も将来に自信がないのか・・・?

【資本政策

特記すべき事項無し

【財務分析

(20年5月期末)
ネットキャッシュ+42.2億 うち有価証券17億 売掛金+手形59.3億
有価証券のうち、株式は約3億 テルモ1.8億 オリンパス1.2億

【株主還元

配当性向30%・自社株買いは実施していない。


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