新興市場の株式投資
第一カッター興業 |
第一カッター興業のまとめです。 会社四季報を通読していると、たいてい銘柄コード1000番台のページは素通りしてしまうのですが、その中でも一番気になっていたのが、この第一カッター興業です。 縮小している建設業界の中では営業利益率が比較的高く、増収増益基調を維持しています。 ただ第一カッター興業のダイヤモンド工法とウォータージェット工法というのが、業界内でどれほど強いのか?今後拡大が見込めるのか?がいまひとつ分かりません。(第一カッター興業は、これらの工法ではトップだと主張しています) イメージとしては、環境や騒音に強いウォータージェットとダイヤモンド工法は、社会的に需要が増えそうな気もしますが、イメージで投資するわけにもいかないので(^^;) 財務内容もいたって健全ですし、充分投資対象として面白そうなのですが、残念なのは情報開示姿勢に消極的なことと、配当性向が低いことです。また、建設業界が不況で倒産が相次ぐと、与信リスクが増大する懸念もあります。 建設業界に詳しい方で、これらの工法などの需要が確実に増加すると確信があるなら、今の株価水準は充分に割安で投資するチャンスといえるのではないでしょうか。
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