新興市場の株式投資

第一カッター興業

第一カッター興業(1716)について分析2です。

2009/02/22 株価707円 時価総額21.2億 現在の株価

第一カッター興業を投資対象として分析

コスト推移

16 17 18 19 20
原価率 70.3 73.2 70.0 69.6 70.0
販管費率 23.6 25.3 24.0 21.4 21.1
営業利益率 6.1 1.5 6.0 9.0 8.9

平成17年の落ち込みはなんだ?→公共事業の削減と過当競争による受注金額の低下による売上減少。過当競争による利益率の低下、ウォータージェット工法事業の消耗品費・賃借料及び外注加工費等の増加・・・。

第一カッター興業の成長性

M&Aを実施
平成19年9月
株式会社ウォールカッティング工業の株式を取得(子会社化)株式の80% 60百万
平成20年3月
ダイヤモンド機工株式会社の株式を取得(関連会社化)株式の20% 総額112百万

とにかく、今後公共工事の増加は見込めないので(景気対策などは別)、民間からの工事受注を増やすか、ライバル企業を買収するなどして、工事の単価下落を防ぐことが戦略になると思われる。

リスクについて】

業界内の競争激化による工事単価の下落
公共工事の減少
未収入金・受取手形の回収不能 不況で建設業者がバタバタ倒れたら・・・


【株式の割安度】

業績1割未達+無成長
 14.6+(3.6×10=36)=50.6(41.9%)

指標等

実績PER 5.44倍 予想PER 5.2倍 PBR 0.52倍
ROE 10.3% ROA 7.7% 自己資本比率 74.6%
ROIC 真のPER 1.66倍 配当利回り 1.43%
株価698円で計算



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