新興市場の株式投資
第一カッター興業 |
第一カッター興業(1716)について分析していきます。(全6ページ) 【事業内容】 ダイヤモンド工法とウォータージェット工法を強みとする工事事業を行っている。 公共工事が中心(決算書には大半が公共工事との表現になっている)単体で受注するのではなく、大手工事会社から下請けする形で受注している。
ダイヤモンド工法、ウォータージェット工法の市場規模やシェアを調べたのだが、あまりにニッチな市場のためかそれらしい情報は見つけ出せなかった。 こんなものを見つけました 結構ユニークな会社なのかな・・それとも工事がない時期は暇なのか?(笑) 【第一カッター興業の強み】 工事は下請けであるが、どこか一部の企業から受注しているのではなく、広く取引があるために一定のリスクヘッジができている。 第一カッター興業はダイヤモンド工法やウォータージェット工法について、非常にニッチな市場で参入障壁も高いと主張している。(ただしシェア等については不明) 【事業の弱み】 公共工事に依存していること。(約半分とのことTR担当より) 徐々に民間工事の比率が増加している(IR担当より) 建設投資の動向 特に政府の公共工事は減少している 国土交通省建設工事施工統計 新設工事は確実に減少しているが、維持修繕工事については横ばい傾向。第一カッター興業の事業から考えるに、維持修繕工事のほうが大事なのではなかろうか。まあ、新しく作る時に壊さなければならないので、そっちの仕事は減るんだろうけど・・・。 【競合について】 ダイヤモンド工法やウォータージェット工法については、検索してみるとかなりの数の事業者がヒットするので、第一カッター興業ではなくてはできない!という工事ではないのだろう。 ただし、ダイヤモンド工法やウォータージェット工法については、規模的・技術的に国内最大規模・最高水準と考えてよろしいそうだ(IR担当より) 【直近の業績】 21年第2四半期は増収減益 特に説明無し・・・。通期では増収増益を予想しているが達成できるのか? 東洋経済の会社四季報で2010年の業績予想が減収減益になっていることが気になる →IR担当に聞いたら東洋経済に聞いてくれって言われた(涙)
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