新興市場の株式投資
ツヴァイ |
ツヴァイ(2417)の事業について続きです。 【ツヴァイの強み】 唯一の上場企業→信用を高めるために上場を目指す企業が出てくるかもしれない。 イオンの系列→信用力を高める効果と協力体制によるシナジー効果 知名度・会員数→結婚情報の中では会員数・知名度ともに首位級 <認証制度> サービス産業におけるイノベーションと生産性向上に向けて、2007年5月に「サービス産業生産性協議会」が発足し、同年7月に8つの専門委員会が設置されております。その中の「品質・認証委員会」において、2008年5月を目処に結婚相手紹介サービス認証ガイドラインを策定する予定となっております。 ※2008年7月にガイドラインが策定され、同年12月19日に、ガイドラインに基づいたJLCAの審査の結果、認証取得しております(会社発表) 【事業の弱み】 トラブルが多い業界であること。(特に退会時) 新規参入が容易であること 事業者数が多いこと 【競合について】 オーネット 48,598人 成婚退会者数3,804人 7.83% 「会員数トップ!」 ツヴァイ 40,000人 「業界唯一の上場企業 私たちはイオンです」 ノッツェ 40,000人 詳細情報なし 「ご紹介人数業界No1!」 サンマリエ 23,000人 詳細情報なし 「業界屈指のカウンセラー数!」 誠心 12,000人 ちょっとセレブ系 医師・歯科医師多 「」内は各企業のセールスポイント 上場企業はツヴァイだけなので、会社情報には不明な点が多い オーネットについては、ホームページに人数掲載(会員数最大をウリにしているため) 【市場環境】 業界の売上規模は500〜600億円 事業者数は3,700〜3,900社うち7割が個人経営 結婚情報サービスの市場全体が、サービスに不満とも。 実際に会員になった男女(1009人)に入会後の満足度を尋ねた回答では期待以上、期待通りという回答が男性で1割、女性で11・4%あったが、期待はずれも男性で13・2%、女性で10・1%あり、やや期待はずれという回答とあわせると男性の47%、女性の46・9%が満足していない実態が浮かんでいた。 一方、事業者側(回答の525事業者)のうち、52%が「入会希望者が過剰な期待をしすぎる」ことを課題にあげるとともに「出会い系サイトなどとのサービスと混同され、不信感を抱かれること」(45%)を指摘する事業者も半数近くにのぼっていた。(サービス産業生産性協議会) 【直近の業績】 NOVA破綻の影響も?一時金が多額な業種への警戒感 間も無く決算発表だが計画未達懸念。 また、来期の業績予想は強気の予想であることを想定したほうが良い。(投資情報参照)
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