新興市場の株式投資

ジーエフシー

ジーエフシーのまとめです。

ジーエフシーまとめ

ジーエフシーのビジネスは非常にユニークだと思います。小規模でなおかつ手作りの商品が主体のために可能なビジネスといえるでしょう。市場規模も小さくニッチであるために、今後も強力な競合が出現する可能性も低いと考えられます。

しかし、やはり気になるのは成長性。業績のトレンドが右下がりだからといって、今後も下がり続けるという根拠にはなりませんが、現時点では成長する余地は小さいと思われます。IRフェアでジーエフシーの担当者に話を聞いた時も、当社に成長性はあまり・・・と正直に言っていました(^^;)

ただ、二代目社長がどんな人なのか?ということは気になりますね。今後の経営計画にも国内の個人向け市場や海外への展開を目指しているようです。新しいチャレンジがどうなるかは注目したいと思います。

資産面では時価総額はネットキャッシュすら下回ってますし、土地の価値も入れると、解散価値の半分以下まで売られてます。現時点で間違いなく割安ではあります。景気悪化の影響を受けているとはいえ、赤字企業でもありませんので、お買い得ではあると思います。

ジーエフシーのように、市場がまったく成長性を期待していない会社が、突如として成長企業になったら実に痛快だな・・・なんて妄想してしまいます。そのような兆候だけは見逃さないように監視したいと思います。


割安度 ★★★★ 資産面での割安度は充分。あとは今後の事業状況次第
競争力 ★★★ 主力の高級食材は今後も大きく崩れる可能性は低いか。
成長性 ★★ 高級食材の市場事態の拡大は見込めない。個人向け・海外への展開に意欲を見せる二代目社長に期待
リスク ★★ 資産面の割安度と事業の安定性はあるためにリスクは限定的か。
総合評価 ★★★ 成長性がないと誰もが思う中にチャンスがあるかもしれない。




ジーエフシーの分析トップ ジーエフシーの投資情報 ジーエフシーの会社情報
ジーエフシーのまとめ ジーエフシーのチェックリスト@ ジーエフシーのチェックリストA
新興市場の株式投資 トップへ