新興市場の株式投資

シイエムシイ

シイエムシイ(2185の分析2です。業績推移

2009/01/03 株価1,000円 時価総額22.4億  現在の株価

シイエム・シイを投資対象として分析

コスト推移

18 19 20
原価率 73.6 73.2
販管費率 16.5 16.8
営業利益率 9.9 10.0

原価のうち労務費が約25% 経費約65% 経費のうち90%ほどが外注加工費

シイエムシイの成長性

トヨタ自動車との取引で培ったノウハウを活かして、首都圏への進出をしたいと考えている。

カスタマーサポートを主軸として売上を伸ばすが、カスタマーサポートの売上比率は縮小させたい。割合としては、インターナル・エクスターナルで50%弱を目標

カスタマーサポートを軸としてトヨタ以外の自動車、他の産業変食い込み、そこからインターナル・エクスターナルへと横展開させていく戦略

リスク

取引がトヨタ向けに集中している。ウチですら赤字なんだから、値下げしろオラーと言われるかもしれない。
そう脅された時に要請された時に、どれほどの交渉力があるか?

駐在として入り込んで作成するために他社への切り替えに対する抵抗力ある。

説明書などは、販売台数よりも新商品の開発・発表に影響を受ける。
販売台数低迷は印刷数の減少で影響を受ける。

IRに聞いてみた

Q トヨタ自動車からの値下げ要請が厳しいのでは?

A 値下げ要請はある程度今期予想に織り込み済み。今後厳しくなってくるかもsれないが、自動車等の取扱説明書・修理書の企画・編集・制作業務の売上確保とコスト削減に努力する

Q トヨタ自動車の自動車販売台数の減少は直接影響する?

A カスタマーサポートマーケティングのうち、自動車等の取扱説明書・修理書の企画・編集・制作業務は、新車発売やモデルチェンジに際し必要となる業務であり、この部分については販売台数には影響されない。しかし印刷部数自体は減少するので影響はある。インターナルマーケティングには直接マイナス影響も。

株式の割安度

業績予想ベースでPER2.8倍 うわー・・ 

資産価値だけで最低でも35億以上はある会社 安いなぁ・・・。

ただし自動車業界の銘柄として来期の業績が懸念されるので、予想PERはあまり当てにならない。来期どの程度の業績で着地するかで、この企業の強さが分かるかもしれない。

業績予想達成+無成長
 20.4+(8×10=80)=104.4(21.5%)

業績20%未達+無成長
 20.4+(6.4×10=64)=84.4(26.5%)

う〜ん・・・これは・・・。いかに低迷している新興市場のIPO企業でも安すぎるんじゃないでしょうか。

指標等

実績PER 3.08倍 予想PER 2.98倍 PBR 0.34倍
ROE 12.7% ROA 13.1% 自己資本比率 69%
ROIC 真のPER マイナス 配当利回り 3.71%
株価1,079円で計算 真のPERは財務キャッシュフローの新株発行分を加味してマイナスとした。




シイエム・シイの分析トップ シイエム・シイの投資情報 シイエム・シイの会社情報
シイエム・シイの業績推移 シイエム・シイまとめ
シイエム・シイのチェックリスト@ シイエム・シイのチェックリストA
新興市場の株式投資 トップへ