新興市場の株式投資
シイエム・シイ |
ジャスダック上場のシイエム・シイ(2185)について分析していきます。(全3ページ)業績推移 2008年12月に上場したばかりの企業です。私はIPO企業にはほとんど興味がないのですが、あまりに叩き売られて安いと感じたので、取り上げてみました。 【事業内容】 基本は印刷屋さん+マーケティング+システム開発 マーケティング部門
システム開発部門 コンピュータソフトウエア開発、人材派遣業 【事業別の売上高・比率】
営業利益の比率は、マーケティング部門が90%以上を占めている。 平成19年では、96.5%に達している。(システムは黒字スレスレ) マーケティング部門の各利益比率までは不明(一括で受注するため?) 【トヨタ自動車との取引】 トヨタ自動車との取引割合は、45.3%(平成20年)←46.9%(平成19年) それ以前はおおよそ40%台で推移 トヨタ自動車との事業別取引割合 インターナル15% エクスターナル6% カスタマー70% トータル8% つまり・・・売上13,043×0.453=5,908×0.7=4,135がトヨタ自動車向けのカスタマーサービスでカスタマーサービスのうち66.4%を占めている。 勝手な推測だが、一番利益率が高いのはおそらくカスタマーサービス部門なので、トヨタ自動車への依存度は、売上比率よりも大きいと考える必要があるのでは。 トヨタ自動車以外の取引では売掛金から、ブラザー工業・オークマ・INAXの名前がある。 【シイエムシイの強み】 説明書や修理所の作成においては、各クライアント企業に駐在として入り込む。 トヨタ自動車との取引約5割、トヨタの資本が入っていること。30年以上の取引関係 トヨタのメリット 情報リスク・・・ 【競合】 カスタマーサポート分野は競合というよりは内製化との戦いになりそうだ それ以外は、コンサルティング業界・PR業界・システムなど、競争の激しい分野
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