新興市場の株式投資

シイエム・シイ

シイエム・シイ(2185)の業績推移

21年第2四半期 5月8日発表

売上 営業利益 経常利益 純利益
21年3月期 6,942 1,077 1,079 634
修正後進捗 52.8 71.5 71.1 68.5

要旨

取扱説明書や修理書の企画・編集・制作を行うカスタマーサポート・マーケティングは、計画外物件の受注や既受注物件での追加受注が増加した

インターナル・エクスターナルは、いずれもお取引先企業の経費削減や投資抑制による影響を受ける結果で減少

採算の良いカスタマーサポートマーケティングの売上が想定以上に良かったために、上方修正する要因となった。

所感

分析でも見たように、シイエム・シイはカスタマーサポートマーケティングをきっかけに、横にビジネス展開をしていく戦略なので、カスタマーの新規受託は、今後の他分野への売上増加が期待される。

→問題なし まだまだ充分に割安



平成21年9月期 通期上方修正 5月8日発表
売上 営業利益 経常利益 純利益
前回予想 14,214 1,317 1,341 812
今回修正 13,148 1,505 1,517 925
修正率(%) −7.5 14.2 13.2 13.9

修正理由

従来から得意分野で利益率の高いカスタマーサポート・マーケティングの売上高が計画比増加したことに加え、原価低減努力が功を奏したこと等により大幅な増加



21年第1四半期 2月13日発表

売上 営業利益 経常利益 純利益
21年3月期 3,322 531 528 345
進捗率 23.4 40.3 39.4 42.5

要旨

主力である取扱説明書や修理書の企画・編集・制作を行うカスタマーサポート・マーケティングをベースに、お取引先の商品教育や販売教育、業務標準化、販売促進などの様々なマーケティング活動に取り組んでまいりました。

ソフトウエア受託開発を主力とするシステム開発事業は、主要顧客からの安定受注により売上高は341百万円となりましたが、利益率の低い受注物件が多かったため営業利益は△18百万円となりました

所感

意外な好決算でした。IRに聞いたところトヨタ自動車からの値下げ要請は、ある程度織り込んで業績予想を立てているとのことでしたが、それでも通期の業績下方修正があるのではないかと思っていたのですが・・・。

それとも今後さらに影響が出てくるのでしょうか?いずれにせよ、株価は訳の分からない安さです。

業績推移
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 昨年
売上 3,322 3,620 6,942 13,043
原価 2,251 2,552 4,803 9,548
販管費 539 522 1,061 2,190
営業利益 532 545 1,077 1,304
経常利益 528 551 1,079 1,360
純利益 346 288 634 785

コスト推移
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 昨年
売上 100 100 100 100
原価率 67.8 70.5 69.2 73.2
売上総利益率 32.2 29.5 30.8 26.8
販管費率 16.2 14.4 15.3 16.8
営業利益率 16.0 15.0 15.5 10.0
経常利益率 15.9 15.2 15.5 10.4
純利益率 10.4 7.9 9.1 6.0

キャッシュフロー推移
1Q 2Q 3Q 4Q 通期 昨年
営業CF 309 664 973 916
投資CF −11 −2 −298
財務CF 382 382 −39
フリーCF 317 653 971 618



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