新興市場の株式投資
日本SHL |
日本SHL(エスエイチエル)の分析2です。 2008/12/31 株価87,000円 時価総額29.6億 現在の株価 【コスト推移】
凄まじい利益率・・・ コストの大半は人件費 【日本SHLの成長性】 会社の有報での記載どおり大きなマーケットではないために成長性は不透明で、大きな飛躍というのは少し考えにくい。利益率もすでに高水準で改善は厳しい。 採用で買い手市場になるとSHL社にとっては追い風であるため、不況はむしろ好影響。しかしコンサルティング事業は不況の影響をうける可能性。 社数の倍増で現状で2―3割の当社の適性テストのシェアを5割まで上げていきたい(社長談) 【リスク】 現時点ではまったく懸念は無いが、英SHL社との契約が永遠に更改できるとは限らない。 経営者の項目でも述べたが、創業者で前社長の清水佑三氏が亡くなられたことによる同社の業績影響は未知数である。 【株式の割安度】 予想PER水準で6〜7倍 この財務でPER水準ならば充分安いといえる水準だ。 業績達成+5%成長 15.8+(4.5×12=54)=69.8(42.4%) 業績10%未達+5%成長 15.8+(4×12=48)=63.8(46.4%) 業績10%未達+無成長 15.8+(4×10=40)=55.8(53.0%) この会社はやや強気の予想を出す傾向にあるので、若干の未達シナリオをメインとした。 【株主還元】 配当性向50% 設備投資が必要ないために配当性向も高め、ということか。 現在の予想配当利回りは・・・7.2% ぎゃふん! 【指標等】 株価100,000円で計算
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