新興市場の株式投資
デリカフーズ |
東証2部上場のデリカフーズ(3392)について分析していきます。(全7ページ) 更新日2009/04/18 分析日2008/12/30 【事業内容】 平成の野菜屋(八百屋)さん。といっても家庭に配送する事業ではなく、ファストフードやファミレス向けに野菜を販売している。カット野菜(名前の通りカット済野菜)とホール野菜(カットしない野菜)を販売。過熱野菜に注力している。 ホール野菜:カット野菜=53.6%:31.8% その他は、野菜以外の商品(卵や豆腐など) 野菜の中でも、値段で勝負するのではなく品質で勝負している(IRより) 中国産から国内産に切り替え 売上比率は?
ファミレスは、業界全体の低迷の影響もあり構成比率が低下、居酒屋、ファーストフード、中食、の割合が増加してきている。デリカフーズでは特に中食に力を入れている。
デリカフーズ社員の野菜の日記(ブログ) 【デリカフーズの強み】 野菜のプロフェッショナル(を自負している) →高い品質を保持 野菜農家との広いネットワークを持っていること。 →安定価格を実現できる。生産者との情報の共有。 野菜の研究に熱心で毎年1億ほど投資している。大学などとも連携 【競合】 中小零細の競合多し 上場企業ではデリカフーズのみ 新規参入について。過去にファーストリテイリングが参入を発表→撤退。 昨年度は伊藤忠が参入を発表している。 【市場環境】 市場規模は野菜の卸全体で2兆円と言われている(IRより) 農業ブーム?で、農家と企業が直接取引するようになると逆風か。
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