新興市場の株式投資
チェルト |
チェルトのまとめです。 チェルト社のここが凄い!ということは特にないのですが・・・どうしてこんなに安いの?という疑問の方が先に来ました。何か隠れた悪材料があるのだろうか?成長性がないのか? イオンの子会社でイオン本体の業績が懸念されますが、それが直接チェルト社に悪影響となるわけではありません。(もちろん影響はあるでしょうが) そして、この景気後退局面で、チェルトのビジネスチャンスは広がっていると考えています。チェルトの決算書にも、 「小売店や量販店では低価格品へのシフトや値引きが過熱し、店舗資材など経費分野にかかるコスト削減のニーズは一層高まっております。こうした状況のなか、下期より稼動したソリューション営業課を中心として、大口顧客に対する購買代行の提案活動を推進し、第4四半期の受注に向けた取り組みを行ないました。」(21年第三四半期) とあり、やはり追い風が吹いていると実感しました。ただし、ビジネスサプライ部門は年々利益率が低下してきていることは、大きな課題と言えるでしょう。 また、チェルトのことを調べていると、基本的にネガティブな要素には一切触れないという特徴があります。例えばビジネスサプライ部門でどうして利益率が年々低下してきているのか、そこの部分は決算書にも決算説明資料にもまったく記載されていません。 良く言えば、非常にポジティブと捉えられますが、悪く言えば自分の都合の悪いことは一切口を閉ざす、という風にも捉えられます。自社のマイナス部分にもきちんと視点をあてて、ありのままの情報を開示して欲しいものです。
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