新興市場の株式投資

チェルト

ジャスダック上場のチェルト(3354)について分析していきます。(全6ページ)

更新日2009/04/18 分析日2009/01/03

チェルトの事業について

事業内容

バックオフィスサポート事業を展開している。バックオフィスサポートとは・・・企業の総務部がやるような仕事を支援するということ。

ビジネスサプライ事業
企業で使う間接資材を調達する事業。間接資材とは商品以外の全てだと考えればいいだろう。イオングループ内の企業だけでなく、グループ外の企業にも販売している。

リフレッシュメント事業
自動販売機を展開している。この事業もイオングループだけでなくグループ外の企業にも設置している。また自動販売機だけでなく、分煙機・グリーンレンタル・証明写真機・カプセル玩具機、カード自動販売機等も扱っている。

ビジネスサプライ
17 18 19 20 21
売上高 20,782 24,510 27,314 31,183 34,505
営業利益 1,090 1,063 838 949
営業利益率 5.2% 4.3% 3.1% 3.0%

リフレッシュメント
17 18 19 20 21
売上高 20,820 22,949 32,296 35,480 36,239
営業利益 1,036 1,352 2,212 2,627
営業利益率 5.0% 5.9% 6.9% 7.4%

リフレッシュメントの利益率のほうが高く、ビジネスとしては旨味があると分かる。ビジネスサプライの売上は伸びているが、利益が付いてきていないことが分かる。

イオン向けの割合は?
18 19 20 21
イオングループ内売上 53.1% 46.3% 47.3% 49.5%

チェルトの強み

ビジネスサプライについては、大量に購入できるために、安く調達することができる。そのスケールメリットを活かしてして、イオングループ外にもコスト削減提案ができる。「ウチならもっと安く売りまっせ!」ってことだろう。

リフレッシュメントについては、特定の企業の商品だけでなく、もっとも売れ筋の商品を設計することが可能である。特定の飲料メーカーだと自社の商品が中心になってしまう。「売れ筋商品を並べられまっせ!」

競合

リフレッシュメント事業については、大手飲料メーカー
ビジネスサプライも商社や調達専門の企業が競合




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