新興市場の株式投資
チェルト |
チェルトの業績分析です。 平成21年2月期の業績と予想
21年3月期の要旨 市場環境 世界的な・・・・お客様もきびしーー!という内容 今期に実施した施策と結果 コスト削減のみならず、環境対応に寄与できる商品提案を推進してまいりました。その結果、40社の新規顧客の獲得をおこなうことができました。 商品面におきましては、「薄肉化」「バイオマス容器・包材」「水性インキ」「缶容器の素材変更」「マイバッグの開発」「自動販売機のヒートポンプ化」など環境対応への取り組みを強化し、業績向上に大きく寄与いたしました。 収益源であるリフレッシュメント事業の売上がほとんど伸びていない。 来期について サービス・ソリューション営業(課題提案・課題解決型営業)を推進し、新規顧客の開拓を積極的に行い、同時にオリジナル商品や環境対応商品への取組み、物流体制の整備や、新しい成長エンジンとなるべき「新しい事業」の構築を行うことにより、増収増益を確保していく。 自動販売機については、1台あたりの売上を伸ばす方針(これは頭打ちだと認めている?) 所感 まず、気になった点が営業キャッシュフローの少なさ。在庫の増加。加えて、今期の実績と来期の予想の数字。微妙ながらも増収増益となっている。これだけ微妙だと少々勘ぐってしまいます・・・。つまり、連続増収増益の記録にこだわっているのではないか?(チェルトは17期連続 増収増益) もともと、かなり強気な業績予想を立てる企業で、ほとんど達成したことがない(今期も未達)そのチェルトがこの業績予想を出してきたということは、数字以上に厳しい経営環境なのではないか?まあ、それでもかなり割安ではあるのですが・・・。 これは少し考えどころ・・・特に増収増益の数字がものすごく気になります・・・。過去に○○連続増収増益!の企業で痛い目にあったことが(T-T)無理して決算書を作ると後になって必ず反動が来ますのでね。。
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