新興市場の株式投資
新光製糖 |
新光製糖(2113)について分析2です。 2009/02/21 株価399円 時価総額46億 現在の株価 【コスト推移】
従業員の数が107人とこの数年ほとんど変わっていないために、販管費は売上増の分抑えられている。 原価率は毎年大きくブレる。決算書の最初も原価についての説明が来ている。 【成長性】 売上は地味ながら毎年増加している。従業員数がほとんど変わっていないのに、売上だけは伸びている企業は珍しい。この状況が続くとしたら、実に面白い銘柄ではある。 →売上高が伸びているのは単純に販売数量が伸びたからではなく、販売価格への転嫁が成功したようだ。 バイオエタノールと製糖業界 東洋精糖が一時期人気化したが・・・新光製糖は関係ないようだ。 原油も暴落しているので、当分は関係ないだろう・・。 【リスク】 原材料の高騰 安価な輸入製品の増加(関税の引き下げ) 気候変動 猛暑歓迎 不況の影響は? 過去の決算書 2002年〜2004年あたりを見ると、売上は減少しているが、不況で消費量が減ったというよりは、販売価格の動向のほうに影響されるようだ。(もちろん不況の影響はあるだろうが)
現在では売上120億程度で経常利益8〜10億ほど出せているので、以前より強い企業体質になっていると推測される(原材料などの価格も大事だが) 【割安度分析】 業績達成+無成長 67.8+(5×10=50)=117.8(39%) 【指標等】 株価399円で計算
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