新興市場の株式投資
プロトコーポレーション |
プロトコーポレーションのまとめです。 主力の事業である中古車関連については、知名度もあり、市場環境・シェア的に今後大きく飛躍することはないにせよ、ある程度安定的な業績を見込めるのではないでしょうか。 中古車のディーラー・販売業者も広告予算が減れば、掲載する業者を選別せざる得なくなるでしょうが、その時にやはり中古車の掲載数がもっとも多いGooは外せない、という判断になりやすいと思います。 問題は、今後どの分野で成長をしていくか?という部分になると思います。プロトコーポとしては、@自動車関連の領域を広げることA生活関連情報の拡大Bデータセンターを今のところ成長分野として捉えているようです。 正直、これらの分野で本当に伸ばしていけるのか?というのは私には分かりません。新車の販売支援については、入り込めれば中古車に比べて巨大なマーケットなので期待はできますが、入る込めるのかな?生活関連情報については、もっとも競争が苛烈な業界ですし、データセンターについても、競合は多くあると思われます。 ただ、毎回プロトコーポの会社説明会の動画を見ていると、入川社長を応援したくなってしまうのですよね。とにかくやれること、成長できそうな分野なら何でもやっていこう!という強い意志を感じます。 ちょっと気になるのは、入川社長は、中古車の話になると随分自信たっぷりで口調もしっかりしているのですが、生活関連やインターネット関連になると、微妙に早口になるというか(私の思い違いかもしれません)事業領域を広げすぎて、把握しきれてないんじゃないかな?なんて勘ぐってしまいます。 株価的には、会社のもっている実力よりは低い評価になっていると思います。その理由の一つは中古車情報誌のGooとプロトの名前が一致しないこともありそうです。その意味ではお買い得ではあるのですけどね。会社説明会の動画を見るたびに衝動的に買いたくなるのを抑えています(^^;)
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