ジャスダック上場のナカニシ（７７１６）について分析していきます（全６ページ）。みんなが大好きな、歯医者さんの使う医療器機を製造・販売している企業です。 【事業内容】  主に歯科医師が使用する医療器機を製造・販売している。→
このような超高速回転の器具は、製造するのに相当な技術が必要のようで、ナカニシ社は国内だけでなく世界でも高いシェア（２位）を誇っている。首位はドイツKaVo社 【業績分析】 歯科製品関連と工業用関連のそれぞれの売上推移と、地域別の売上推移は決算説明書に記載されている。 グラフを見ると、成長を牽引してきたのは、「欧州」と「その他」であることが分かる。 アジアは中国と韓国なので、その他はそれ以外の新興国だろう。 欧州が成長してきた理由がいまひとつ明確にわからない。 最大の競争相手であるドイツKaVo社のお膝元で高い伸び？ ①東欧の市場で拡販？ ②何か新商品などのヒットがあった？ ③円安ユーロ高が競争力を高めた？ ④ライバル社がしくじった？ ⑤企業努力の成果？ 資料がある５年分の説明を読んだが、「これが大きな理由で」というものは分からなかった。 推測で恐縮だが、元々シェアが低く「拡大余地があった市場」なのかもしれない。 【ナカニシの強み】 国内シェア１５％ 世界シェア2位 1位はドイツ社KaVo 日本企業ではナカニシと並ぶ競合は存在しないようだ。 高い営業利益率は、ニッチな市場で競合が少ないためと推測
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