新興市場の株式投資
きょくとう |
きょくとう(2300)の投資情報です。 2008/12/28 株価339円 時価総額18.7億 現在の株価 【コスト推移】
売上が伸びても利益率が改善していないところが痛い。 クリーニングに使われる原油?(燃料+動力費)のコストは、平成20年の実績ベースで約2億であり、全体のコスト、67億程度(原価+販管費)のうち、それほど大きなウェイトを占めてはいない。 コストの内訳で大きいものは、人件費、支払手数料(取次ぎの謝礼?)となっている。 【きょくとうの成長性】 市場規模が縮小しているために、不採算になってる店舗を買収して拡大している。2012年2月期に売上高100億円を目指している。(これ無理なのでは・・・) 売上高についてはM&Aでいくらでも上げられるが、同時に利益が付いてくるかが問題 【リスク】 クリーニング業界が不要になるほどの画期的な洗剤・洗濯機が開発される。クリーニング業界の市場規模縮小には、これらテクノロジーの進歩が要因としてあるようだ。 家庭用衣料の洗濯を主体とするホームクリーニング業界では、冬物から夏物への衣更えの時期が重衣料を中心として数量、金額共に最需要期を迎えます。(有報より) クリーニング業界を調べていて不安になるのはクレームが多いということだ(クレーム業界とも言われているそうな・・笑)わざわざ高い料金を払っているのに仕上がりが不満だ!というインターネット上の書き込みが多く見られる。 幸いきょくとうに関するクレームはあまりなかったが、(白洋舎が多かった)売上規模が少ないから・やや料金が高いから、であるかもしれず、きょくとうは安いだけ・・という評判が広まると業績に影響を与えるだろう。 ・過去に裁判沙汰がある。 読売ウィークリーにきょくとう社を批判した記事が掲載された「汚れたクリーニング商法」。内容は客に特殊な洗濯を勧め、追加料金を受け取っていたが、通常の洗濯と同じ処理しかしていなかった、というもの。訴訟はきょくとう敗訴。 ん〜・・2002年のことなのでずいぶん前の話ですが、きょくとう側の敗訴が確定しているのは残念です。現在では反省から不正は一切していない? ・原油高騰でコスト上昇 ・景気悪化でクリーニング需要は・・・? 【株式の割安度】 資産面での割安さもあり、予想PER水準は8倍程度 PER水準ではそれほど割安感はないが(8倍で割安感が無いという市況も凄いよね。。)資産面と合わせてみれば割安と言える。 業績達成+5%成長シナリオ 10+(2.4×12=28.8)=38.8(48.1%) 【指標等】 株価310円で計算
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