新興市場の株式投資

コメ兵

東証2部上場のコメ兵(2780)について分析していきます。(全6ページ)

コメ兵の事業について

事業内容

中古のブランド品の買取&販売をしている。日本で最大級のリサイクルデパート

主な取り扱い商品は、宝石や貴金属・ブランドバッグや衣料・時計など。中古品の個人から仕入れは85%程度 残りは業者から仕入れ。

商品の陳列は、新品と中古比率6:4 東京では若干新品の比率が高い5:5に近い。全社では76%程度が中古品の売上(21年実績)

利益率は中古>新品で、さらに宝石・貴金属が良く、ブランドバッグ・時計はイマイチ。中古品の仕入が多いと良い。仕入が上手くいかなかったり、買取の競争激化などで買取価格が高くなってしまうと厳しい。

主な店舗

愛知県(名古屋) 本店・きもの館・アメカジ館・カメラ・楽器館(大須)豊田店
東京 新宿店 有楽町店 渋谷店
神奈川県 横浜店
大阪府 心斎橋店
兵庫県 神戸三宮店

コメ兵の強み

中古業のなかでは、一定の知名度があること。特にブランド品を扱っている企業は、信用力が大事。
東海地方では知名度あるが、首都圏での知名度は今後の課題
中古、特にブランド品の買取・販売のノウハウは簡単に真似できるものではない。

コメ兵の弱み

生活必需品ではないために、景気悪化の影響を受ける?前回の不景気では?

15年以前の業績(売上と経常利益のみ)
12年 13年 14年
売上 151.5 162.5 205.8
経常利益 10.7 3.4 4.9
(億)

不況でも利益にブレはあるが、売上自体は増加していた。(不況に強い?)と思いきや、直近の月次は大苦戦



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