新興市場の株式投資

インテージ

東証1部上場(平成21年3月に承認)のインテージ(4326)について分析していきます。(全7ページ)

分析日2008/12/27

インテージの事業について

事業内容

パネルリサーチ、カスタムリサーチなど市場の調査をすることがメインの事業。

・パネルリサーチとは?
パネルリサーチとは、固定された対象者から定期的にデータを収集するリサーチのことで、インテージと契約した一般消費者にデータ端末を持ってもらい、いつ、どのようなものを購入したかをデータで収集するもの。主に小売業・医薬品業が得意先

・カスタムリサーチとは?
カスタムリサーチとは、特定の事象を調べたい時に、それぞれ調べたい内容に応じて独自の調査を実施するということ。パネルリサーチのような継続性がない。

その他に、システムソリューション、メディカルソリューション(医薬品開発支援事業)事業がある。

各売上比率と利益の推移はインテージのホームページIR決算資料から見ることができる

インテージの強み

パネルリサーチ部門では、競合のニールセン(世界首位)が撤退をして事実上独占状態になった。ニールセンの顧客もインテージに流れている。

これによって、インテージはパネルリサーチ部門で10年はビクともしない事業環境を保てる会社となった。パネルリサーチ部門で上げた収益をさらなる成長のために投資する余力ができた。(社長談)

市場調査は景気に関わらず企業にとって必要な情報であるため、不況の影響を受けにくい。

競合

パネルリサーチ部門については、調査するためのシステムを作るために相当な投資が必要であり、新規参入者が現れることは考えにくい。カスタムリサーチについては競合がいくつか存在する。

パネルリサーチではインテージの独占
インターネット調査では、マクロミル・クロスマーケティング 
その他、日経リサーチ・ビデオリサーチ・電通リサーチなど。
世界ではまだ売上規模では10位になったばかり。



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