新興市場の株式投資

ゲンダイエージェンシー

ゲンダイエージェンシーの株式投資情報です。

分析日2009/05/31 株価82,500円 時価総額91.3億 現在の株価

ゲンダイエージェンシーを投資対象として分析

業績推移

(売上)





18 19 20 21 22
1Q 3268 4503 4925 4787 5299
2Q 6826 9332 9859 9950 10465
3Q 10959 14527 14921 15124 15781
4Q 14826 19306 19345 19946 20550






(営業利益)





18 19 20 21 22
1Q 331 476 553 587 681
2Q 787 1101 1200 1283 1268
3Q 1376 1794 1908 1996 1893
4Q 1845 2316 2328 2495 2352






四半期推移










(売上)





18 19 20 21 22
1Q 3268 4503 4925 4787 5299
2Q 3558 4829 4934 5163 5166
3Q 4133 5195 5062 5174 5316
4Q 3867 4779 4424 4822 4769
合計 14826 19306 19345 19946 20550






(営業利益)





18 19 20 21 22
1Q 331 476 553 587 681
2Q 456 625 647 696 587
3Q 589 693 708 713 625
4Q 469 522 420 499 459
合計 1845 2316 2328 2495 2352






(営業利益率)





18 19 20 21 22
1Q 10.1% 10.6% 11.2% 12.3% 12.9%
2Q 12.8% 12.9% 13.1% 13.5% 11.4%
3Q 14.3% 13.3% 14.0% 13.8% 11.8%
4Q 12.1% 10.9% 9.5% 10.3% 9.6%
合計 12.4% 12.0% 12.0% 12.5% 11.4%
<

平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 22年予想
売上高 14,826 19,306 19,345 19,946 20,708
原価 10,851 13,458 13,372 13,800
原価率 73.2% 69.7% 69.1% 69.2%
販管費 2,130 3,532 3,644 3,650
販管費率 14.4% 18.3% 18.8% 18.3%
営業利益 1,845 2,316 2,328 2,495 2,548
経常利益 1,837 2,307 2,310 2,460 2,520
純利益 1,048 1,207 1,162 1,209 1,272
営業CF 1,200 1,010 2,310 2,098
投資CF −648 −38 −1,014 −528
財務CF −578 110 −525 −947

原価の約90%は外注費(広告の主体が折込チラシのため)
販管費はほぼ人件費に連動
のれん償却が平成19年から5年間
純利益が少ないのは少数株主利益と有価証券評価損
スロットの行政による規制不況的な部分での予測不能な逆風は、同情の余地はあり。
市場規模が縮小しているなかでは善戦
全体的にバランスが良いと感じる。

飛躍の理由は?

過去6年で売上が5倍にもなったのはなぜか?
ゲンダイエージェンシーが持っているものはなんだ?
広告のノウハウ・全国の営業所・パチンコ広告(限定)のノウハウ←これが重要?

6年間でゲンダイエージェンシーが飛躍した理由はなんだろう?
それは・・パチンコ・パチスロに特化したことではなかろうか。(勝手な推測)

パチンコ・パチスロをやったことがない広告会社の人よりも、パチンコ・パチスロに特化した、ゲンダイエージェンシーの提案のほうが、説得力があり、実際に優れていたから受け入れられたのではないだろうか。

平たく言えば・・・パチンコ・パチスロを遊んだことがないような広告業者より、おっ!あんたら分かってるね!とホールの関係者に言わせる営業・提案ができたということか。

大ヒット機種の影響も・・・パチスロ北斗の拳やパチンコの新基準機

今後の成長性】

今後のゲンダイエージェンシーの伸びる要素はどの程度あるのだろうか?

過去のインタビューで山本CEOはシェア20%目標と言っている。(2005年のインタビューで、市場規模1,700億の20%で340億が目標と述べている)

21年3月期のパチンコ。パチスロ業界全体の広告費は1,300億程度でゲンダイの売上が約180億・・・シェア約14%程度 シェア的にはまだ伸びる要素はありそうか。(もしかしたら地域で同じ会社に依頼しないとか?だからシェア限界が低いのかも?)

インドアゴルフに参入?
シェアの限界に近づいてきていることを肌で感じているのかもしれない。

結局はパチンコ業界の広告費並みの業績に落ち着くか。
高成長は無理だと(業界に大ヒットとか構造問題などの変化なければ)考えるべきか。

リスクについて】

パチンコ・パチスロ業界の規制など。
パチンコ・パチスロ遊戯人口の減少
中古遊戯機器の規制など。
顧客の法人上位20位までの大口顧客の比率が上昇傾向
(2005年は約29%→2009年は37.3%)

【株式の割安度】

業績達成+無成長
 37.3+(13×10=130)=167.3(54.5%)

指標

実績PER 7.17倍 予想PER 6.53倍 PBR 1.9倍
ROE 25.5% ROA 11.8% 自己資本比率 42.9%
ROIC 省略 真のPER 4.46倍 配当利回り 6.66%




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