新興市場の株式投資
ディーブイエックス |
ジャスダック上場のディーブイエックス・DVX(3079)の分析2です。 2009/01/06 株価914円 時価総額12.5億 現在の株価 【コスト推移】
原価については、医療制度改革による単価下落の影響だと思われる。 販管費の大半は人件費関連であり、売上の伸びが上回っているため低下傾向 同業他社と比較すると、販管費が高めで、原価率は低い。トータルで利益率は、協和医科よりは高くウイン・インターナショナルとは同水準。循環器系に特化しているため利益率が高いのかもしれない。 【ディーブイエックスの成長性】 人工血管に大きな期待 2010年より商品化を目指し売上20億円強を目標。この人工血管がディーブイエックスの成長にとって最大のポイントになりそうだ。 人工血管は過去に一度製品化されて撤退→製品の質の問題ではなく、訴訟(当時アメリカで大規模な訴訟が頻発)のリスクのため。 受託開発仕掛勘定(独立行政法人 科学技術振興機構(JST)からの助成金420百万) 受託研究開発が成功した場合、当社は「仮受受託開発補助金勘定」残高の全額について返済義務を負うとともに、成果物の独占使用権を取得します。一方、当該受託研究開発が失敗した場合には、「仮受受託開発補助金勘定」残高の返済義務は負いません。(有報から抜粋) まあ、成功するかどうかは分からないが、一応行政機関からのお墨付きがある。失敗したときのリスクが低減されている。
大風呂敷を広げるタイプの社長とは見えなかったが、どうなりますか。 【業績予想と実績】
【リスク】 厚生省の改定による商品価格の下落 売掛金・手形が多いために取り立て不能のリスク 売掛金回収率83.1% 滞留期間72.9日 21年第3四半期時点で、受取手形・売掛金の勘定は28.2億 資産の約50% 【割安度分析】 業績達成+5%成長 16.5+(3×12=36)=52.5(27.8%) 株価1,053円で計算(2009/05/16) 割安度や指標などの分析は、かえるさんのDVX簡易分析が大変見やすいです。 【指標等】
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