新興市場の株式投資
エプコ |
エプコ(2311)の投資情報です。 2008/12/21 株価109000円 時価総額25億 現在の株価 【コスト推移】
原価率の上昇は、従業員数の増加に要因があるといえる 【エプコの成長性】 中国へのマンション市場進出と、カスタマーセンター、中小工務店へのエプコシステムの普及が成長へのポイントになりそうだ。中国関連は芽が出るのに相当時間を要するのではないだろうか。かなり前から中国へのマンション市場へ三井物産とともに進出機会を伺っている。 つまり、当面の成長ドライバーは中小工務店へのエプコシステムの普及とカスタマーセンター事業で、その分野でどれほど売上が伸びているかを注視する必要がありそうだ。また住宅関連の水まわり以外の設備設計分野にも参入している。 合言葉はすべての住宅にエプコインサイド 【リスク】 大手住宅メーカーの内製化が最大の競合 どれだけコスト削減を提案できるかが鍵になる。 万が一、大手との取引関係に変化があると経営環境が激変する可能性がある。 株主に投信・外人の割合が多い。機関投資家へのIR活動、エプコ社の収益力の高さが、機関投資家の好みに合っているためだと推測する。ただし機関投資家は叩き売る時も容赦ないことは・・・リーマンショックで経験済 【キャッシュフロー】 基本的には設備投資にキャッシュが掛かる事業ではないために、フリーキャッシュフローは安定・潤沢。そのために配当性向も高くなっている 【株式の割安度】 現在の時価総額は24億ほどで、PERでいうと8〜9倍程度。新興市場の中では決して割安とは言えない。 しかし今後の成長期待と高配当(予想6000円)と自社株買いで、株価が支えられている。 業績達成+5%成長シナリオ 11.4+(2.9×12=34.8)=46.2(54.1%) 業績達成+10%成長シナリオ 11.4+(2.9×15=43.5)=54.9(45.5%) 【指標等】 株価109000円で計算
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