新興市場の株式投資
エプコ |
ジャスダック上場のエプコ(2311)について分析します。(全7ページ) 分析日2008/12/21 【事業内容】 @設備設計・積算業務の委託 A建築設備のコンサルティング B部材加工情報の提供 Cカスタマーサービス受託 D建築設備申請管理業務 少し分かりにくいが、要は住宅関連の水まわり関連の設計などを大手住宅メーカーから委託されている。 住宅関連のうち低層住宅(主に1戸建て)をメインにしている。 当社はエプコシステムというサービスを展開している。サービス内容は、低層住宅の水まわり関連の設備設計を依頼すると、工事のときに水まわり関連部材を運んできてくれる。 この部材はあらかじめファブレス加工してあり、工事をする際に広げて設置するだけ、という簡単な施工を可能にしている。これがメインの事業。 事業についてはエプコの岩崎社長の動画を参考 【エプコの強み】 大手住宅関連会社の8社のうち6社と取引がある。 設計については中国で一括して業務を行っており、他の設計業者より価格競争力がある。 競争力の源泉は、設計については中国で集中的に行っており、同業他社に比べてコストで優位に立てること。またエプコ社のサービスを利用することによって、現場での工事が大幅に簡素化できること。 【競合】 大きな企業では競合他社は見当たらない。 得意先の住宅大手の内製化が、エプコ社にとって最大の競合といえる。 【市場環境】 (平成19年は建築基準法改正の影響で大幅に落ち込んでいる) 平成20年の全国の新設住宅着工戸数は前年比3.1%増の1,093,485 戸 市場環境は横ばいか減少と見たほうが良いだろう。
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