新興市場の株式投資

ビリングシステム

ビリングシステム(3623)について分析していきます。(全2ページ)

ビリングシステムの事業について

事業内容
・クイック入金サービス
証券会社やFX業者などで、入金すると即その金額が反映されるシステムを提供している。
・代金収納代行サービス
ECサイト(インターネット上でビジネスをしているサイト)の代金収納を代行するサービス
・支払い代行サービス
ジャパンネット銀行と大塚商会と提携し、企業の支払いを代行
・ファイナンスサービス
事業者金融のビジネスをサポート
・コンサルティング
決済サービスの開発と決済関連業務の効率化を支援するコンサルティング業務
・二酸化炭素の排出権関連に進出

うーむ・・・分かりにくいですねえ。

【事業の強み

クイック入金は高採算で参入障壁高い(会社の主張)高採算なのは、システムさえ導入してしまえば、あとは利用回数に応じて収益が上がるからだろう。

クイック入金について、NTTコムが同じようなサービスを提供しているが、利用社数は増えていないとの事(IRより)

【競合について

有価証券報告書によれば、クイック入金には専門性が求められ、参入障壁が高いが、収納代行は参入障壁が低いとのこと。

【直近の業績】

20年12月期の通期業績を下方修正済 

今期の営業キャッシュフローのマイナスが気になる。数字以上に業績よろしくないのでは?

事業規模 売上高6億 従業員19名 
年収 ★★★ 平均年収536万


ビリングシステムの資本・財務分析

【株主構成

10%超の株主は存在しない。筆頭株主は創業者の江田敏彦氏 第二位にNTTデータ5.8% 東芝ソリューション5.1% キャノンITソリューションズ3.3% 大塚商会3.2%

【資本政策

新株予約権 346株 平成27年3月24日まで。 行使価格160,000円 
残りは行使価格20万以上

【財務分析

20年12月期の中間決算で、流動資産に立替金2.2億が突然出てきており、第三四半期にこれが消えて、買取債権の項目が新たに登場している。これはなんだろう?前渡金は二酸化炭素の関係

ネットキャッシュ+7億(20年第三四半期)

【株主還元

配当を行っていない・自社株買い実施していない


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