新興市場の株式投資
ビリングシステム |
ビリングシステム(3623)について分析2です。 2009/01/20 株価97,500円 時価総額15.1億 現在の株価 【成長性】 クイック入金については、新規参入がなければ今後も安定的な収益を維持できるだろう。ただし今後の拡大余地がどれほどあるのかは不明。 ECサイトへの収納代行は競争が激しい分野のようで、伸ばしていけるかは分からない。また、新たなビジネス、ファイナンス部門や二酸化炭素関係なども、今後の見通しは不明 【リスク】 ・経営者が強気な見通しを立てて、かなりの下方修正をしていること。 (今後の業績見通しについても注意が必要) ・小規模で設立して日が浅い会社であること。 ・計画していたビジネスが上手くいっていないこと。(今期の下方修正の要因) 【割安度分析】 実績PER12倍 予想PER11.2倍 下方修正後の業績達成+5%成長 7+(0.8×12=9.6)=16.6(91%) 【指標等】
クイック入金サービスに目が行って調べてみたのですが、それ以外の事業内容がはっきり掴めません。金融関係に詳しい方なら、すぐに理解できるのでしょうけど。 また、財務諸表の項目に違和感があること、営業キャッシュフローの動き、最近の下方修正など、どうもあまり上手く行ってないようだなあ、といった感想です。 クイック入金や収納代行が今後伸びて、さらに新しいビジネスも芽が出れば、相当な利益成長するのかもしれませんが、現時点では不明確な点が多いことから、投資対象としては見送りにします。それほど割安とは思えませんし。 ビリングシステムの分析1に戻る |