新興市場の株式投資

九九プラス

九九プラスのまとめです。

九九プラスまとめ

過去の原価率と販管比率から九九プラスの未来について考察してみます。

投資家からすると、最低でもPER10倍ぐらいのリターンは欲しいので、特別損失なども考えて、純利益10億 営業利益20億と仮定すると、四季報から22年の売上を1420億として、営業利益率1.4%が必要、となります。

これをどうやって捻出するかと、考えると販管費はそんなに簡単に削れないので、原価率を何とかして1.4%以上下げるしかない、ということになりそうです。(売上を現状維持と仮定して)

ローソンとの提携(というより買収)でどこまで回復していけるのか?売上だけでなく、原価の推移に特に注目していきたいと思います。

もし、ローソンとの提携効果で売上が増加し、かつ仕入コストも低減し、物流コストなども低減できれば・・・かなりの大化け銘柄になるかもしれません。

ただ、既存の100円ショップでも、生鮮食品に参入を表明しており、また最近ではスーパーも相次いで値下げを表明するなど、競争環境は楽観できる状況ではなさそうです。


割安度 資産面で安い訳ではなく、事業面でも安い訳ではない。
競争力 ★★ 生鮮コンビニということで、個人的には重宝するが、スーパーの値下げや、新規参入もあり競争は激化
成長性 ローソンとの提携でコスト改善次第では大化けも。
リスク ★★★★ 原価率が上昇すると吸収するのが困難
総合評価 ★★ 業績改善の期待を先取りする形なら選択肢としてはありえる




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