新興市場の株式投資

山下医科器械

山下医科器械(3022)について分析2です。

2009/02/20 株価1,060円 時価総額27.1億 現在の株価

山下医科器械を投資対象として分析

【コスト推移】

16 17 18 19 20
原価率 85.9 85.9 86.0 86.9
販管費率 12.0 11.9 12.0 12.2
営業利益率 2.2 2.2 2.0 0.9

【成長性

メディカルモール事業を育成
それ以外は明確な成長戦略は見出せない。

【リスク

売掛金は総資産の40%程度で他社に比べると低い
売掛金回収率87.7% 回収期間50日

割安度分析

業績3割未達+無成長
 42.2+(1.5×10=15)=57.2億(47.4%)

【指標等】

株価1,060円で計算
実績PER 赤字 予想PER 12.3倍 PBR 0.53
ROE ROA 自己資本比率 34.9%
ROIC 真のPER マイナス 配当利回り 2.83%


山下医科器械まとめ

資産面だけ見れば割安です。しかし・・・投資対象としては微妙かもしれません。協和医科器械もそうでしたが、この業界は基本的に相当競争が激しい分野なんでしょう。

先に分析した、ウインインターナショナルやディーブイエックスよりは、協和医科器械と比較してみると分かりやすいです。(総合医療器機販売なので)

どっちに投資するか?と問われれば、資産面での割安度を選ぶなら山下、業績などを考えれば協和医科となるのでしょうか。年収の低さがちょっと気になります。どちらかに就職するなら協和医科器械でしょうか(笑)



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