新興市場の株式投資

バリューコマース

バリューコマース(2491)の投資情報です。

2009/01/02 株価12,430円 時価総額23.6億  現在の株価

バリューコマースを投資対象として分析

コスト推移

16 17 18 19 20
原価率 38.2 41.4 43.3 57.3 63.4
販管費率 55.6 52.8 46.6 39.3 34.4
営業利益率 6.2 5.8 10.1 3.4 2.2

平成19年の原価率上昇は・・・売上総利益については、アフィリエイト広告を含むインターネット広告の有用性が一層認知されたなどの理由で、一部のパートナーサイトや第三者広告媒体に対する広告掲載や成果報酬の金額が増加したことによる原価率の上昇や、先述の金融業界の一部の広告主の採算性が悪化したことなどが影響(有価証券報告書)

平成20年の原価率上昇は・・・メディアパートナーサイトや検索エンジン等への広告掲載費が増加したことによる原価率の上昇が影響

同業他社のアドウェイズ・インタースペースも同じように19年・20年は苦戦 ファンコミュニケーションズだけは軽傷

バリューコマースの成長性

インターネットの広告市場が順調に伸びれば、それなりの成長をするのかもしれない。あとは、競合他社といかにして差をつけていくか、というところ。ただし業績的にはファンコミュニケーションズが安定している。(その分株価も堅調)

売上の規模に対して、従業員数と給与はファンコミュニケーションズが圧倒的に低く、そのために固定費が抑えられているのだと推測される。

海外に拠点を持っている。(国内できちんと業績を立て直すことが先決だと思うのだが・・・)

リスク

やはりインターネット広告業界の脅威といえばグーグル。広告の種類としては成功報酬型がメインなので、クリック保証型のグーグルとは違うが、グーグルの報酬の良さと便利さは圧倒的なので、特にサイトの運営者がグーグルに流れていく可能性は高い。

株式の割安度

純利益が黒字スレスレか赤字なので、PER水準では株価を計れない。
資産価値的には割安な水準 
ただし今期は純利益赤字予想なので、これだけ低い評価になっている。

*利益水準が不安定で予測が立たないため理論価値は省略

株主還元

無配・・・

指標等

株価16,750円で計算
実績PER 予想PER 57.85倍 PBR 0.87倍
ROE ROA 自己資本比率 75.3%
ROIC 真のPER




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