新興市場の株式投資

ピックルスコーポレーション(2925)

ジャスダック上場、ピックルスコーポレーションの株式投資メモです。2010/06/06 株価359円

事業

漬物のピックルス(浅漬・キムチ・惣菜)
きゅーりのキューちゃんで有名な東海漬物の子会社で、漬物業界1位シェア4%

業績推移

売上
19 20 21 22 23
1Q 4213 4265 4651 4693
2Q 4385 4646 4811 4693
3Q 4179 4613 4618 4394
4Q 3998 4346 4422 4454
通期 16775 17870 18502 18234

営業利益
19 20 21 22 23
1Q 7 134 60 141
2Q 88 93 190 204
3Q 170 90 108 108
4Q 28 -31 41 83
通期 293 286 399 536

売上、利益ともにブレが大きい。
ヒット商品、天候によって業績が左右される
22年は減収増益 コスト削減効果 
景気低迷の中で善戦しているのは、内食志向の拡大によるものか。
23年業績予想は増収、増益だが純利益が寂しいので何らかの特別損失を計画?

強み

漬物業界でのシェア1位、ただしシェアは全体の4%程度に過ぎない。当面の目標はシェア10%
ご飯がススムシリーズが好調 ブランド化して定着するか?

成長性

漬物業界の市場規模は約4000億と推定
シェア的にはまだ拡大余地がありそうか。
セブンアンドアイグループ以外の販売ルートを強化中
22年3月に6億円を投資して新工場の建設完了

リスク

セブンアンドアイグループで取引の約5割
株としての流動性の枯渇
天候不順による野菜価格の高騰(契約栽培の比率が7割 一部市場調達)

割安度

会社予想ベースでPER6.9倍 営業利益ベースでは5〜6倍と割安だが、流動性が枯渇していることや、東海物産が株式のほぼ過半数を持っていること、売上・利益がブレやすいことなどの要素を考えると、微妙なところかもしれない。

工場の新設で生産能力を増強しており、今後の拡販への自信を伺わせる。23年の業績予想が達成できるのか、進捗を見ていきたい。

その他

社長をはじめ役員の大半が東海漬物出身
東海漬物からの仕入れは全体の4.3%
漬物業界がほとんど集約化されてないのはなぜだろう。



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