新興市場の株式投資

名証エキスポ(2010年)に行ってきたメモ

一六堂(3366)

通期計画10店舗のうち既に5店舗出店済 
1Qで出店費用や2Q出店分の費用も前倒し計上

業績予想前提:既存店98% 1Qの既存店売上94%

モツ鍋1店舗が不採算→牛たん専門店へ転換(すべてのモツ鍋店舗が不振なわけではない、とのこと)

原価上昇 野菜や魚類の高騰ではなく、深夜営業時間の客数減少(高採算メニュー率の低下)

自社株買いに慎重な理由→突然に好条件のM&Aの話が持ち込まれることも(過去に例あり)
その時に備えて財務を温存しておきたい

低価格帯の居酒屋の出店も検討したが、今から業態開発とノウハウを獲得して競争に勝つことは難しいと判断

M&Aで成功するコツは?人材を徹底的に鍛えなおすこと。それで3分の2は辞めていく ひえ〜

ティア(2485)

社長じきじきに会社説明 熱い・・・熱いよ冨安社長!

葬儀業界は人材が命
フランチャイズの人材教育も本部が徹底的にやる

葬儀業界は会館でする葬儀の割合が増加しておりティアには追い風
(自宅での葬儀をするには、壁が増え自宅も手狭に)

ファイナンスをいずれ・・とポロリ

東証1部に遠くない時期に必ず行くと約束(1部昇格と同時に増資というイメージか?)

カンブリア宮殿で大幅なプラス影響(投資的にはやや特需的な要素と慎重に捉えたほうがいいかもしれない?)

関東にも殴りこみをかける。都心部周辺はフランチャイズ展開をイメージ

葬儀会社が暴利を貪ることは絶対に許さない。
かといって低価格競争を望んでいるわけではなく、適切な価格と利益を追求したい。

電算システム(3630)

会社説明会はグーグル・アイパッドのアプリの話でほぼ終わり。シニア世代がポカーンとしていた。
普通にコア事業の収納代行と情報サービスを説明したほうが良かったのでは・・・。

情報サービス部門・・・業界全体とほぼ同等見込み。最悪期は脱したと思うが回復とまではいえない。

歯科医師向けソフト、デンタルクイーン好調 政府の補助金が追い風

収納代行の利益率低下は、競争激化もあるがシステムの変更などで費用計上の影響も。

ギフトカード事業、送金ビジネス、グーグルアップス、に成長を見出す

収納代行は3年で売上10億ずつは上積み可能 その後は市場の飽和を覚悟

M&A案件の持ち込み何件かある 

セルシス(3829)

業績は堅調 ビューワの事業環境は追い風ある

ソフトウェア勘定の増大は先行投資分の反映でまったく問題ない。
来期も増加するがそれ以降は徐々に減少する予定

日本空調サービス(4658)

ここ数年はかなり採用増も今後はやや平準化

今期は正念場

来期はいける・・・かも?

トーカイ(9729)

シニア向け事業と調剤部門に成長期待
病院向けサービスは病院数の減少で横ばいか

調剤部門は150店舗目標 現在は90店舗

しかし30〜40店舗はもう出店の目処は付いている(病院のOk待ち)

病院向けのビジネスをしている点が、調剤出店での情報収集にも繋がっている

東証1部昇格に意欲?

VTホールディングス(7593)

独立系ディーラー 売上はホンダ、日産で8割

ディーラー業界の中で一番成長意欲が高いと自負
M&Aで拡大したい(しかし財務的にどうなのよ?)

増資は・・・今の株価では考えられない(株価が上がったらやるってこと?)

業績予想はエコカー減税の終了を見込んでなお保守的に立てたとのこと。

もっと聞きたかったが説明会の時間でここまで。

ダイコク電機(6430)

ホールの売上が減速で機器が売れねー

1円パチンコ関連の機器が前期は売れたけど、それも一巡して売れねー

共同出資している機種がヒットすればなぁ・・・(遠い目)

カジノ法案でどうなるのかガクブル(ビジネスチャンスよりマイナス影響を懸念)

スロットの規制緩和に期待・・・(遠い目)

パチンコ業界は不況に強いはずだったが、今回はダメかも;;

三谷産業(8285)

ベトナムいいよ、ベトナム! 優秀で真面目な社員が集まる。
その他、新規事業を色々やってて芽が出るといいなぁ(遠い目)
急成長はしないけど、長い目で見守ってね!配当利回りも高いから株買ってね!とのこと。

ノア(3383)

一筋の光が見えてきたような見えてきてないような。
苦しいけどがんばるお・・・
下方修正出してごめんね、頑張るから・・・
いや私ホルダーじゃないんですが・・・(と言い出せなかった)

その他 製造系の印象

現在は回復傾向 失速している状況はいまのところ無い
エコカー減税などの財政効果が切れてどうなるかガクブル、だから大きな設備投資には慎重にならざるを得ない。



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