新興市場の株式投資

カワムラサイクルのメモ

東証マザーズ上場のカワムラサイクル(7311)の分析メモです。高齢化の進展で伸びそうな企業ということでチェック。 株価80,700円

2009/09/27

事業

車椅子で国内シェアトップ 約60% 海外への販売はまだ微小
標準車椅子が売上の約半数、特殊車椅子(30%)その他福祉用品や電動車椅子
製造は主に中国、国内ではオーダー品の車椅子を生産

強み

車椅子のシェア国内トップ 
ニッチな市場で技術力を求められるため、参入障壁は高い

成長性

高齢化の進展によって需要が増加。しかし過去数年売上が伸び悩んでいる。平成18年の改正介護保険制度の施行により、車椅子の支給対象者の減少。(徐々に回復か)

リスク

介護保険制度に影響を受けること。
品質の問題でリコール等
過去にデリバティブ損失(やや大きい)

割安度

会社予想のPER水準は10倍強
有利子負債はあるが、キャッシュもそれなりにあるので財務は弱くはない。
自社株買い実施

まとめ

車椅子の需要は、国内では増加することは間違いなさそう。また、この数年、介護制度の改正があって売上が伸び悩んでいるものの、利益率の改善が進んでいることも注目。ただ地味銘柄ゆえに流動性が乏しい。



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