新興市場の株式投資
博展 |
博展(2173)の分析2です。 2009/01/08 株価54,000円 時価総額9億 現在の株価 【成長性】 ポイントは、展示会の支援などで接点を得た企業に、さらに深く繋がっていけるか?という部分だろう。現在は展示会関連が売上の9割を占めているが、それ以外の分野を広げていければ大きく飛躍も。 採用を積極的にしており、その結果第一四半期も増収減益になっている。もともと採用については積極的な企業のようで、今期も30名の募集をしている。好調な業績の裏付けとも思えるが、これだけの採用は博展にとっても大きなリスクとも言える。 【リスク】 不況で展示会が冷え込むこと。 営業キャッシュフローの不安定が少し気になる。 推測であるが、他者の年収が高くキャリアが長い企業よりも、洗練された知識や経験などで劣るのでは? 有報のリスクの箇所に、経営者に依存している・・という項目がある。これも推測で恐縮だが、このような企業のPR活動を支援する業界は、特に人的な繋がりが重要なのかもしれない。 【割安度分析】 実績PER4.63 予想PER4.85 業績達成+5%成長シナリオ 1.3+(1.8×12=21.6)=22.9(39.3%) 業績10%未達+5%成長シナリオ 1.3+(1.6×12=19.2)20.5(43.9%) 【指標等】
最初はコミュニケーションデザイン事業、うーん?と思いましたが、社長の動画を見たり、調べているうちに結構面白そうな企業だな・・・と思いました。 今後博展がどうなるかなんて、私には分かりませんが、大きく飛躍する可能性のある企業と思います。この不況は業界自体にはマイナスですが、博展にとっては大きなチャンスとなるかもしれません。
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