新興市場の株式投資
エルモ社 |
エルモ社(7773)の株式投資情報です。 2009/01/02 株価278円 時価総額30.6億 現在の株価 【コスト推移】
平成21年の原価の上昇はサンヨーオーエー社の買収によるものか。 サンヨーオーエー社を三洋電機から買収(平成20年1月30日) 公表されている部分だけで売上26億 経常利益11百万 買収総額 2.07億 サンヨーオーエーグループ各社は地域に根ざした販売会社として、PC、プロジェクター、コピー機他のOA機器を企業をはじめとする幅広いユーザーに販売 【エルモ社の成長性】 書画カメラは国内に置いてはそれほど大きな成長性は見込めないが、海外の教育現場において、書画カメラの需要が年々高まっている。現在では米国での売上が好調だが、新興国でも大きく伸張する可能性がある。 平成21年2月期の決算で、海外の売上のうち「その他」の部分が減少していることが気になる。書画カメラの新興国への販売がうまくいっていない? エルモ社としては、書画カメラよりもどちらかというとソリューション事業を伸ばしていく意向か。 【リスク】 海外売上比率が高いために為替リスク 文教分野への売上比率が高いため、この分野での大きな方針転換などがあった場合には、業績が大幅に悪化するリスクがある。 書画カメラ以外は競争が激しい分野である 土壌汚染が発覚したことがある。 21年2月期の決算で、営業キャッシュフローが少ないこと、たな卸し資産が急増していること。 【株式の割安度】 資産面での割安感はない。ただし事業(特に書画カメラ)の強さと、成長性を考えれば割安といえるのではなかろうか。 業績達成+5%成長 8.5+(5×12=60)=68.5(44.7%) 業績達成+10%成長 8.5+(5×15=75)=83.5(36.6%) 中間上方修正なので、達成シナリオをメインとした。 【株主還元】 配当性向30% 【指標等】
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