新興市場の株式投資

アートネイチャー

アートネイチャー(7823)のまとめです。

アートネイチャーまとめ

アートネイチャー社を投資対象にすべきかどうか?という問題は難しいです。

色々な悪評を除外して、かつらを純粋にビジネスとして考えた場合に、競争相手がそれほど多くないこと。継続性のある商品であること。を考えれば魅力的です。

頭髪業界の市場規模の成長については、正直サッパリ分かりません。女性の市場規模が増大、男性横ばいとアートネイチャーでは予測してますが、景気の影響なども考えれば短期的には減少、長期的には横ばいor減少と踏んだほうが良さそうです。

もし投資するとしたら、女性部門の売上推移だけは要注意でしょう。この部門で成長が止まった場合には、アートネイチャーの成長が止まる時と考えるべきだと思います。それとも、アートネイチャーもアデランスのように、積極的に海外に打って出るのでしょうか?

ピーターリンチは思わず肩をすくめたり、吐き気がしたり、顔をそむけたくなるような事業を行っている企業は投資対象として理想的だと述べています。頭髪ビジネス・・ピーターリンチなら、アートネイチャーに投資するのでしょうか?

そんなことを考えながら、アートネイチャーや頭髪業界について考えてみました。それにしてもこの配当利回りはなんとも魅力的ですね。


割安度 ★★★★ 資産面でも事業価値でも充分割安
競争力 ★★★★ 悪評は尽きないが参入障壁は高い
成長性 ★★ 市場規模の拡大は期待できない
リスク ★★★ 資産面から下値はある程度限定的 ただし見えないリスクにも注意が必要かもしれない。
株主還元 ★★★★ 配当性向は中々 情報開示の姿勢は評価
総合評価 ★★★ 投資対象としては面白いものの、投資に踏み切れない要素が多い


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