新興市場の株式投資

きょくとう

きょくとうのまとめです。

きょくとうまとめ

クリーニング業界という縮小し続けているマーケットの中で、売上を拡大し続けているきょくとう。個人的には中々面白い会社だと思います。

社長はさらに店舗を拡大して、2012年には売上100億達成だー!と言っているようですが、果たして達成可能でしょうか?個人的にはちょっと厳しい気がします。

また、店舗だけ増えても利益が増えないと意味が無いので、同時にコストの低減努力も注目したいところです。(現にきょくとう社の売上高は著しく伸びているが利益率は改善していない)

やや気になる点は、社長の年齢と役員数の多さ、また同姓の役員がいることで、社長のワンマン経営なのでは?と思われることです。別にワンマン経営が悪いとは言えませんが、そろそろ道を譲っても良い歳なのかな・・という気がしないでもありません。(100億の目標も周りが抑えられない推測もできます・・)

店舗数や売上規模では、白洋舎やホワイト急便にとても敵いませんが、クリーニングの競争は規模の経済だけでの勝負ではなさそうなので、質を高めつつ規模を拡大すれば勝負になるのではないでしょうか。

私が投資のお手本としているピーターリンチ氏は、成長企業は無成長産業から生まれる、と著書の中で述べておられます。果たしてきょくとうはピーターリンチのいう無成長産業の中の成長企業となるのでしょうか?


割安度 ★★★ 資産面と事業面を合わせてみれば、まあまあ割安
競争力 ★★ クリーニングの質については、利用したことが無いのでなんとも・・・。オゾンってそんなに凄いのかな?
成長性 ★★★ 売上拡大の意欲は強い。利益は付いてきていない・・・。
リスク ★★★★ マーケットの縮小リスク、クリーニングの技術革新、疑惑、経営、原油・・・リスクはいろいろと・・・。
総合評価 ★★★ 割安感もあり、中々面白そうなのだが、リスク要因もかなり多い




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