新興市場の株式投資

ビューティー花壇(3041)

東証マザーズ上場、ビューティー花壇の株式投資メモです。2010/07/04 株価35,600円

事業

・生花祭壇事業 
主に葬儀会社向けで、祭壇の飾り付け

・生花卸売事業
葬儀会社や生花店へ販売(生花祭壇に使う花卸も含む)

・その他
ブライダル関連など

売上構成は、生花祭壇事業で80%

業績推移

(売上)




19 20 21 22
1Q 735 855 882 902
2Q 1535 1816 1849 1953
3Q 2378 2876 2829 3019
4Q 3188 3808 3724 4000?





(営業利益)




19 20 21 22
1Q 12 -6 -22 -26
2Q 86 -3 -42 57
3Q 128 71 4 128
4Q 153 106 61 230?





四半期推移








(売上)




19 20 21 22
1Q 735 855 882 902
2Q 800 961 967 1051
3Q 843 1060 980 1066
4Q 810 932 895 981?
合計 3188 3808 3724 4000





(営業利益)




19 20 21 22
1Q 12 -6 -22 -26
2Q 74 3 -20 83
3Q 42 74 46 71
4Q 25 35 57 102?
合計 153 106 61 230





(営業利益率)




19 20 21 22
1Q 1.6% -0.7% -2.5% -2.9%
2Q 9.3% 0.3% -2.1% 7.9%
3Q 5.0% 7.0% 4.7% 6.7%
4Q 3.1% 3.8% 6.4% 10.4%
合計 4.8% 2.8% 1.6% 5.8%

通期業績予想の営業利益は会社予想やや過大か。天候不順も気になるところ。
(会社四季報でも若干の営業利益の未達を想定230→220)

強み

祭壇事業における独自のノウハウ
ロス率の低減ノウハウ
業界シェアはトップだが、総葬儀数のうち1.5%程度
同業では唯一の全国展開

成長性

社会の高齢化は追い風
海外への展開を強化
規模の拡大により仕入れ原価低減

2014年6月期にはグループ全体で100億円の売上高と経常利益率6%以上の収益力の創出を目指します。(HPより抜粋)ちと無理が・・・・

リスク

3件の訴訟(小田・高山・馬場崎氏 いずれももと役員が被告)
不正融資で会社に損害を与えた訴状
葬儀の単価下落傾向
新規参入の増加
天候不順による仕入れ原価の上昇(特に菊の市況に注意)
→国内の原価高騰の影響を回避するために輸入仕入れの強化中

割安度

会社予想経常利益×0.55でEPS58,500円 PER約6倍

その他

小田敬史氏・高山浩司氏 2009年9月に退任(社長就任は平成15年)
馬場崎修氏(元取締役)も訴訟の被告(保有株数減もまだ保有あり)
22年特別損失 役員車両リース解約 712万 前期損益修正損? 1550万
現社長、三島美佐夫氏は名誉会長から社長復帰
2010年に小田氏と馬場崎氏が保有株を売りまくり→自社株買いで対抗
配当性向は純利益の30%を目安
優待廃止(2010年)
ストックオプション468株 行使10000円 平成22年9月28日まで。
社長は高齢だが、他の取締役は若い 決算説明会原稿棒読み



株式投資メモに戻る     新興市場の株式投資 トップへ