新興市場の株式投資

幼児活動研究会

幼児活動研究会(2152)の業績推移

21年3月期 期末決算(5月8日発表)

売上 営業利益 経常利益 純利益
20年3月期 4,032 512 499 321
21年3月期 4,231 559 567 159
+4.9 +9.1 +13.6 −50.5
22年3月期予想 4,417 533 542 187
+4.4 −4.6 −4.5 +18.0

市場環境
景気低迷の余波は限定的であるものの、少子高齢化の影響により依然回復の見通しの定まらない状況が続いております。全国の幼稚園・保育園は差別化を図っている(という内容)

今期の施策
YYプロジェクトがもたらす成果体系を確立→従来の体育指導に加え、読み書き・計算・音楽等の自学自習のできる子に育てる教育手法を取り入れた。、20年4月に新たに四国・愛媛支部を開設し、当社グループの提供するサービスを日本全島に対して網羅的に広めていく体制を完備

結果
業績は順調そのもの。純利益は投資有価証券の売却損によるもの(怒)

財務諸表
現金23.1+有価証券等5.1+投資不動産1.5=29.7億 
時価総額が約17億 信じられん(^^;)

来期の予想
業務効率性の向上を目指し、内部統制システムの適切な運用のための先行投資を行い、さらなる企業体質の強化(これが営業減益の要因?)

一番気になるのは、純利益の予想。営業利益が533百万なら純利益は最低でも3億ぐらいは行くはずで・・・投資有価証券の売却損も出し切ったはずで、減損するような資産もない・・・。ここの説明が無いのはどういうこと?

所感
営業減益予想は残念・・・。このご時世で営業増益なら見直される可能性も高いと思ったのだが。だが、相変わらずポカーンとするぐらい割安で業績も悪くないので、問題なくホールド(純利益の部分は要確認)もう少し還元を・・・(と言っても無駄か・・・)




21年3月期 第3四半期 2月3日発表

売上 営業利益 経常利益 純利益
21年3月期 3,099 408 413 78
20年3月期 2,931 337 326 211
進捗率 72.2 73.0 73.2 43.8


要旨

全国の幼稚園・保育園は、幼児・児童の絶対数が減少するなか、経営改善に努め、一人でも多くの新入園児の応募を促すために園の特色を編み出し、差別化に苦心しております。

一方、少子化の反作用として、親の子供に対する育成、教育の関心は、ますます高まっており、身体の成長に伴った外面、内面の教育効果、反応に高い評価を求めております。これらのニーズに対応して、当社グループは・・・・(頑張ってるよとの内容)

所感

売上、営業利益ともに進捗率が悪いようにも見えますが、昨年度は売上78%で利益面では70%程度なので、それほど問題はないでしょう。有価証券売却損については・・・・・配当低いのに変なのに手を出すな〜!ってところで・・。本業に邁進してくだせえ。



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