新興市場の株式投資

ヤマトマテリアル

ヤマトマテリアル(7620)のまとめです。

容器とエレクトロニクスの商社 ヤマトマテリアルまとめ

ネットキャッシュと時価総額を比べてみてビックリしました・・。ここまで安い企業は非常に珍しいです。

なぜこれほど安いのか?過去の架空取引関連が尾を引いている?事業にこれといった強みが見出せない?容器という地味な事業だから?自社株買いで少ししか買わなかった?これは株主からすると結構腹が立ちますよね(^^;)

あとは商社なので利益率が低いですし、社長が厳しそうだとか、成長性がなさそうだとか、知名度が低いとか・・・流動性が乏しいとか・・・これら全部なんでしょうか。

これだけ安いとMBO候補と思うのですが、どうでしょう。いくら新興市場が冷え込んでいるといっても、ありえない水準だと思います。直近の業績も健闘しております。赤字企業でもありません。

成長性については、正直いまひとつ分かりません。容器の業界については景気の影響を受けるでしょうが、製造業よりは影響は緩やかな気がします。

一つ感じたことは、ヤマトマテリアルには少なくとも「成長する気」があるということです。もちろんどこの企業も「うちは成長する気ありまっせー」と言うでしょうが、その気が伝わってくるか?数字的に現れているかは別問題です。

その意味において、きちんと数字で成果を出してきているヤマトマテリアルは、もう少し評価されても良いのではないか?と思います。資産面でも充分に割安ですし、投資対象としては面白いと思います。


割安度 ★★★★★ クレイジーなほど割安です
競争力 ★★ 利益率から競争力は低いと推測
成長性 ★★★ 少なくとも成長する気概はある。容器部門の業績を注視
リスク 資産面から下値は限定的か
株主還元 ★★★ 配当性向は中々 余ったキャッシュで自社株買いを。
総合評価 ★★★★ 投資対象として面白いと結論


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