新興市場の株式投資
ウイン・インターナショナル |
ウイン・インターナショナル(2744)について分析2です。 2009/02/20 株価38,650円 時価総額50.3億 現在の株価 【コスト推移】
*下方修正後の営業利益率は4.4% 【成長性】 医療器機の市場規模は年々拡大、しかし医療改定による単価は下落。 新規参入といっても、医療器機は販売する側にも専門知識が必要であるし、顧客との信頼関係が大事だろうから、それほど簡単に新規参入できるとは思えない。逆に言うと、ウインインターナショナル社が新たな顧客を獲得していくにしても、このあたりが障壁になるのではなかろうか。 【リスク】 19年3月期が減収減益になっており、この要因が「特定保険医療材料の償還価格が引き下げ」調べてみたが良く分からないので・・・要は医療行政次第で、ウインインターナショナルの販売する商品単価も大きく左右されるということ。 売掛金・受取手形が80億以上あり、取引先の破綻で回収不能リスク(資産の60%超) 売掛金回収率78.9% 滞留期間84% 【割安度分析】 下方修正後の業績達成+5%成長 21.4+(7.3×12=87.6)=109(46.1%) 【指標等】 株価38,650円で計算
ディーブイエックス社のことを調べていた時も感じましたが、医療関係の企業は難しいです・・・。 正直、医療器機関連の会社はどこが成長するのか?なんてサッパリ分かりませんので、もし買うとしたら現時点で一番割安な企業を買うと思います。 割安度だけで見るなら、ウインインターナショナルよりも規模では劣りますが、ディーブイエックス社のほうが割安でお買い得な気がします。 ただし、協和医科、カワニシ、山下医科よりは割安だと思います。 ウイン・インターナショナルの分析1に戻る 新興市場の株式投資 トップへ |