バリューコマースのまとめです。 今回バリューコマース社を取り上げたのは、手持ちキャッシュに対して時価総額が余りにも低かったためです。また、自分でも使ったことがあるサービスなので、興味もあって分析してみました。結論としては、どうなのよ？といったところでしょうか・・。 まず気になったのは他社よりも人件費が高いこと。これは外人サンが社長なのと関係があるのかないのか、分かりませんが、他社に比べて高コスト体質だとはいえそうです。だからといって、バリューコマースのサービスが他社より優れている！というものを、少なくともパートナーサイドからは見出せません。 ざっくりと、同業他社のファンコミュニケーションズ（Ａ８ネット）アドウェイズ（ジャネット）やインタースペース（アクセストレード）を比べてみましたが、この中ではファンコミュニケーションズが抜き出ているといった感じがします。（サービス的にも業績の数字的にも） あと、広告業界の最強のライバルといえば、やはりグーグルでしょう。成功報酬型の広告というのは、正直管理するのが面倒です。自分でここに何を置いて・・・デザインや配置、また広告の配信終了などがあったら削除して張り替えなくてはいけません。 それに比べると、グーグルはそのページのコンテンツと一致する（可能性が高い）広告を勝手に配信してくれますからとても楽なのです。それにクリック報酬なので成功報酬よりも手軽だということはあります。自分で色々考えるよりグーグルに任せちゃえ！と考えるサイト・ブログ運営者は多いです。 しかし、グーグルのマッチング型の広告にも欠点はいくつかあります。まず、報酬の支払いが米ドルベースだということ。また、マッチング広告だといっても必ずしも品質の良い広告ばかりとは限りません。管理者の意にそぐわない広告なども表示されてしまう場合があります。 そう考えると、グーグルも使うけど、良い広告があれば成功報酬型も併用して使う、というケースも多いと思います。よって、成功報酬型のアフィリエイト企業は、いかに使いやすく、魅力的な広告を揃えるか、にかかってくるといえるでしょう。
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