新興市場の株式投資
SHOEI |
東証2部上場のSHOEI(7839)について分析していきます。(全7ページ) 分析日2008/12/21 二輪用のプレミアムヘルメットを製造販売している。プレミアムヘルメットとは、通常のヘルメットよりも高級なヘルメット。価格は日本だと3万円〜ぐらい。 プレミアムヘルメット以外にも、ヘルメットの周辺関連のを販売している(5%程度) その他、官需用ヘルメットなども販売はしているが、縮小・撤退の方針(利益率が低く経営資源をプレミアムヘルメットに集中させるため) 【SHOEIの強み】 ブランド化していること。特に欧州ではSHOEIブランドといえば結構なブランド 世界のプレミアムヘルメットのシェアの97%はSHOEIとアライで占めている。 SHOEI社は世界シェアの50%以上を握っている。 トヨタ生産方式を導入して常に改善に取り組んでいる またヘルメットという商品は規制商品で、定期的に買換え需要が見込める 固定ファンがいること。 一度倒産した会社で、そこから山田勝氏が管財人から社長に就任して持ち直した。 死にかけた会社は強い・・と勝手に推測する。 【SHOEIの弱み】 高級品であることから、今後の不況でどれほど打撃を受けるかは不透明。 また欧州での売上比率が高いことから、ユーロの変動リスクがある。 円建て輸出のためにリスクは抑えられるだろうが、売上減少に繋がるために、やはり影響は軽微とは言い難い。 【競合について】 国内ではアライのシェアが高い。 世界最大のマーケットは欧州 欧州ではSHOEIが強い
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