新興市場の株式投資

新光製糖

新光製糖のまとめです。

新光製糖まとめ

安いですね。この安さの理由は、製糖業界が成長しない産業だと思われていること。親会社が株式の3分の2以上を握っていること、原材料によって大きく業績がブレること。配当が少ないこと。新興市場に属していること。などがあると思われます。

新光製糖が他の製糖会社よりも特別に何か優れた技術を持っている、という話は聞きませんが、原材料が落ち着いていれば、現在の水準程度の利益は維持できるのではないでしょうか。

この業界については、新規参入してくる企業がいるとは考えにくいですし、市場自体が拡大していないので、参入してくる旨味も少ないと考えられます。(もしかしたら規制の関係もあるかもしれません)

砂糖の消費量については、今後増えるとはちょっと考えにくいです。砂糖の消費量は年々増加しているというイメージを持っていたのですが、横ばい(長期的には減少)とは少し意外です。他の先進国の消費量の多さにも驚きました。

投資対象としては、不況時のディフェンシブ銘柄と考えると結構面白いかもしれません。ただ・・・こういう成熟した企業はもっと配当を出しても良いと思うんですけどね。キャッシュが余りすぎてどうしたいのか良く分かりません。他の製糖会社のように、良く分からない新規事業に手を出さなければ良いのですが。


割安度 ★★★★ 充分な安全域があります
競争力 ★★★ 製糖技術についてはいまひとつ分かりませんが、それなりの競争力
成長性 成長性についてはほとんど期待できない。
リスク 余剰資金が充分で事業も安定しているため、リスクは低い
株主還元 親会社でなく株主にも目を向けて。
総合評価 ★★★ ディフェンシブ銘柄としては優秀




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