新興市場の株式投資

プラップジャパン

プラップジャパンの投資情報です。参考:共同ピーアールの投資情報

009/04/11 株価455円 時価総額21.3億 現在の株価

新興市場の株式投資を投資対象として分析

業績推移

平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年
売上高 3,300 3,696 4,212 4,729 4,425
原価 2,510 2,810 3,144 3,505 3,203
原価率 76.1% 76.0% 74.7% 74.1% 72.4%
販管費 465 452 551 651 743
販管費率 14.1% 12.3% 13.1% 13.8% 16.8%
営業利益 324 433 515 573 478
経常利益 325 404 531 602 469
純利益 185 234 280 352 247
営業CF 279 169 431 398 191
投資CF △12 △241 △40 △198
財務CF △30 385 △50 △95 △110

平成20年の投資CFは投資有価証券の取得によるもの。
基本的には設備投資に資金が必要なわけではなく、フリーCFは潤沢
平成20年は企業の広告予算削減で減速
原価のうち半分ほどが「外注費」共同PRより外注費の比率が若干高い
共同PRは本社が銀座のために地代家賃が高い?
(共同PRは2.3億 プラップジャパンは0.6億)
プラップジャパンは媒体費(広告費)が共同PRより掛かっていない。
直接取引(代理店を通さない)が多いため?

プラップジャパンの成長性

PR業界の認知度の向上がポイント
中国事業の拡大に期待
M&Aを推進

人件費

プラップジャパンはある程度安定的な利益が出ていて、共同PRは黒字スレスレなのか、人件費面で推測してみる。(平成20年決算時)

単体での人件費関係の支出(外注費も全部含める)

共同PR 28.84億 売上 4517 比率63.8%
プラップ 25.58億 売上 4068 比率62.8%

若干プラップジャパンの方が効率が良いが、そこまで大きな違いは見出せない。それ以外のコスト構造(地代や媒体費)に大きな違いがあるようだ。

リスクについて】

クライアントの広告予算の削減によって影響を受ける。
PR事業は、クライアントの機密に接する機会も多いために、情報の漏洩には最新の注意を払う必要がある。

業績予想の傾向

売上(予想) 売上(結果) 経常(予想) 経常(結果)
平成21年 4,546 494
平成20年 4,883 4,425 630 469
平成19年 4,609 4,729 600 602
平成18年 4,126 4,212 497 531

PR会社というのは、もっと強気なものかと思っていたが、なかなかに保守的な予想を立てているようだ。平成20年は・・・急速な悪化でやむを得ない部分もあるだろう。

直近の業績

中間業績の営業利益を上方修正 売上はほぼ計画通り、純利益は下方修正
大手広告代理店から顧客が流れてきている?
博展を分析した時も、一部大手広告代理店から顧客がながれてきている、という話があった。

【株式の割安度】

業績達成+5%成長
 20.6+(3.1×12=37.2)=57.8(36.8%)

業績達成+無成長
 20.6+(3.1×10=31)=51.6(41.2%)

指標等

実績PER 8.53倍 予想PER 7.62倍 PBR 0.94倍
ROE 11.1% ROA 7.3% 自己資本比率 66.2%
ROIC 省略 真のPER 1倍以下 配当利回り 3.7%



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