新興市場の株式投資

岡山製紙

岡山製紙のまとめです。

岡山製紙まとめ

製紙業界自体が成長性の乏しい業種であると認識されているために、さらにその中堅で、新興市場のジャスダックに上場している岡山製紙は割安で放置されている状態です。

確かに岡山製紙が製紙業界の中で特別に成長性があるわけではないので、このような低評価になっているのは分かりますが、岡山製紙のコスト削減努力については、もっと評価されて良いのではないかと思います。

現在の市場環境は、分析1にあるように、段ボール需要は不況によって低迷しているようです。しかし同時に原材料価格も下がってきているので、業績の落ち込みはある程度緩和されると予想されます。

景気が回復に向かった場合に、今までのコスト削減努力が実って、大幅な業績の回復が見込める可能性は高いのではないでしょうか。

あとは、もう少し情報開示や自社株買いなどで、企業の評価を高める努力をして欲しいとことです。また、最低単元が1000株と個人投資家には少し買いにくい銘柄ではあります。


割安度 ★★★★ ネットキャッシュ=時価総額で、事業も黒字確保
競争力 業界内のことはいまひとつわからない・・
成長性 段ボールの短期的・長期的な成長性は期待できない
リスク ★★ 充分な安全域があると思われるが、資源高に弱い弱点
総合評価 ★★★ 投資対象としては面白いと思います。




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