新興市場の株式投資
岡山製紙 |
岡山製紙のまとめです。 製紙業界自体が成長性の乏しい業種であると認識されているために、さらにその中堅で、新興市場のジャスダックに上場している岡山製紙は割安で放置されている状態です。 確かに岡山製紙が製紙業界の中で特別に成長性があるわけではないので、このような低評価になっているのは分かりますが、岡山製紙のコスト削減努力については、もっと評価されて良いのではないかと思います。 現在の市場環境は、分析1にあるように、段ボール需要は不況によって低迷しているようです。しかし同時に原材料価格も下がってきているので、業績の落ち込みはある程度緩和されると予想されます。 景気が回復に向かった場合に、今までのコスト削減努力が実って、大幅な業績の回復が見込める可能性は高いのではないでしょうか。 あとは、もう少し情報開示や自社株買いなどで、企業の評価を高める努力をして欲しいとことです。また、最低単元が1000株と個人投資家には少し買いにくい銘柄ではあります。
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