新興市場の株式投資
小田原機器 |
小田原機器(7314)の業績分析です。 更新日 2009/07/26 21年12月期 第2四半期業績の大幅下方修正 /(^o^)\ナンテコッタイ この下方修正を予見するヒントはあっただろうか?名証エキスポでレシップとのシェア逆転の話を聞いたこと、上場から時間が経っていないため背伸びした業績予想だった可能性、地方の予算凍結。結果論だがもう少し業績に対する懸念は持つべきだった、ニッチで競合が少なく高シェアという思い込みがミス。今後に生かそう。 21年12月期の第1四半期決算(5月13日発表)
要旨 当社グループの関連市場である路線バス業界においては、平成19年3月より首都圏でサービスが開始された、鉄道と路線バスのIC乗車券の相互利用サービス(PASMO)に付随する非接触ICカードシステムの導入に伴う設備投資について、最終段階を迎えている中であり、主要顧客であるバス事業者各社の設備投資は概ね堅調に推移いたしました。 新製品である「バス統合管理システム」の拡販を推進し、積極的な営業活動により当社製品のシェア拡大に努めてまいりました。 所感 うーむ・・・前年度の数字がないために比較のしようがない・・・。好調だと書いてある割に、中間期・通期の進捗率では今ひとつのようにも見えるのだが・・・。困ったので、同業他社のレシップから何か手がかりを探ってみるとしよう。 レシップの平成21年3月期の輸送用機器(バス)の業績推移
レシップの平成20年の全体の業績推移
輸送用機器(バス)はレシップ社の3分の2を占める レシップの平成19年の全体の業績推移
これを見てみると、とりあえず輸送機器(バス)第1四半期は、あまり売上・営業利益ともに比率が高くないと推測できそうだ(あくまでもレシップ社の推移で完全にそうとは言い切れないが)小田原機器の第1四半期は好調なのかもしれない。今後は特需的な非接触ICカードシステムの反動がどの程度あるのかを見極めたい。
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