新興市場の株式投資

日進工具

ジャスダック上場の日進工具(6157)について分析していきます。(全2ページ)

日進工具の事業内容

切削工具のうちエンドミルに特化した事業。
日進工具はエンドミルの中でもさらに超硬小型のエンドミルに特化している。

エンドミルとは?
エンドミルは、工作機械の主軸に装着して使用します。回転させながら金型となる非常に硬い被削材(鋼材・ステンレス・アルミなど)や部品となる材料を、穴、溝、平面および三次元曲面など多様な形状に切削加工して、表面精度の高いものに仕上げるための万能工具です。(会社ホームページより)

【強み】

エンドミルでシェアトップ級。OSGとシェア2分しているが両社とも20%台のシェアで独占的とは言えない。その他、日立ツール、ユニオンツール、不二越、東芝タンガロイなど。

【直近の業績】

中間決算までは堅調な数字が出ているが、今後はどうなるやら・・。

【競合】

OSG、ユニオンツール、日立ツール、不二越、東芝タンガロイなど切削工具メーカー

事業規模 ★★ 売上高58億 従業員204名 
年収 ★★ 平均年収445万


日進工具の資本・財務分析

【株主構成】

筆頭株主は経営者の後藤勇氏で19.8% また後藤ファミリーで53.8%を保有している。役員の中にも後藤という名前が見られるので、同族経営会社と考えられる。

【資本政策】

2005年に株式2分割

2005年に5万株の公募増資(6272円)

【財務】

無借金経営。ネットキャッシュ19.8億 土地3億

【株主還元】

配当性向は決まっておらず、自社株買いは実施していない


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