新興市場の株式投資

レーザーテック

レーザーテック(6920)について分析していきます。(全2ページ)

レーザーテックの事業内容

半導体・液晶関係の検査装置を製造。レーザー顕微鏡も。実際の製造は委託しておりファブレス経営。

えーと、この企業の事業内容をなんとか理解しようとしてみたのですが、詳しい内容まではいまひとつ分かりませんでした(涙)

まあ、液晶や半導体を作る過程で、欠陥が無いかを検査する装置を作ることがメインらしく、ただの検査といっても、相当微細なエラーまでも短期間で検査しなければならないわけで、その検査する装置にも相当な技術が必要なのでしょう。

その検査装置を製造(厳密には設計)している会社だと捉えればいいのではないかと。得意先は大手半導体・液晶製造メーカー。

【強み】

半導体・液晶分野でニッチながらシェアトップの製品が複数あること。

自社で製造工場を持たないために身軽な企業であること。

【直近の業績】

液晶・半導体ともにボッコボコ 再下方修正もあるのでは・・・。

【競合】

各製品についてはそれぞれ競合があるだろうが、比較的シェアの高い製品を持っている。

事業規模 ★★★ 売上高141億 従業員231名 
年収 ★★★★★ 平均年収918万


レーザーテックの資本・財務分析

【株主構成】

10%を超える単独株主は存在しない。創業家の内山家で13%程度

【資本政策】

2006年に株式2分割

新株予約権 36000株 平成20年9月30日まで 1195円
新株予約権 22500株 平成39年3月26日まで 2264円
転換社債が50億 平成22年12月29日 行使価格 3456円 まあ、届かないでしょうな・・(^^;)

【経営者】

大手電機メーカーから移籍

【財務】

ネットキャッシュ−19.7億 土地43億(20年6月期)
(転換社債は、ほぼ株式に転換される可能性がないために、有利子負債として計算)

平成20年に新社屋を建設したために、財務が悪化している。今期はギリギリ黒字で、さらに業績悪化すれば財務悪化も懸念される。立派な社屋と株価は反比例するというが・・・。

【株主還元】

配当性向30% 昨年度に自社株買いを約20万株で2回実施



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